体の声をきく②

「体の声を聞く」ということについて、話してきました。
人によって違うライフスタイル・食生活環境があるので、出てくる体の声も変わってきます。

あなたの体の声なので、私とも違うし、友達とも親とも違います。

寒い冬の日、2匹のヤマアラシが身を寄せ合って暖まろうとします。
しかし、近づきすぎるとお互いのとげが相手を傷つけてしまいます。

離れてしまうと寒さを感じ…
近づくととげが痛い…
それを何度も何度も繰り返すことで、ヤマアラシ達は痛くなく、寒くなく、ちょうど良い距離を見つけました。

他人といきなり丁度よい距離感をはかれないように、身体ともいきなりよい距離感を見つけることはできません。

この人はこういう対応が好きなのか
こういう言葉が響くのか
連絡は取り過ぎない方がいいんだな

というような相手の性格や気持ちを探りながら丁度いい距離感をつかむように、

今日はこれくらい食べていいかな
胃があれてるから身体に優しいもの食べよう
最近食べ過ぎたから少し○○は控えよう

と’距離感’を見つけてあげるとぐっと生きやすくなると思います。
しかしながら、
普通の人からすると当たりまえの事でも、距離感を失うと難しいことだったりします。

身体が何を欲していて何をしたら心地よくて、気持ちが落ち着くのか、言葉で発してはきませんが、感覚で確実に発してきますので、それを探りながら、自分も体も心地よい距離感を見つけていってほしいと思います。

どうか、皆様の身体の声が喜びあふれるものでありますように。

Itsuka先生のブログ「ヨガから学ぶダイエット」より抜粋です。