gopala gopala devakinandana gopala

ゴパル、ゴパラはクリシュナ神の子供時代の名前です。
ゴパラの意味は”牛飼い”、”ゴー”の意味が牛、”パラ”の意味が”守る者”。
ヒンドゥでは、牛を地球のシンボルとして見ます。与え続け、我がままさがなく、ほんの少しの見返りだけを求める。
牛は強さと尊厳を持ち、優しく、上品に生きます。
ここでいう牛飼いとは、牛を守るもの、大切なものを守る者としての象徴とされています。

クリシュナの子供時代は、常識に縛られずに遊び心がありました。
クリシュナの子供時代についても多くを語られていますが、とても印象的なエピソードの一つに、彼が母親の膝で眠っている時に、母親が彼の口の中に宇宙の全てを見たそうです。
私達は、私達が見える姿自体ではなく、宇宙の全てが私達の内側にあります。
ヨガの練習は、私達の内側へのドアを開く事です。
ゴパルは、そのドアを開くインスピレーションを与えてくれるのです。